幼なじみなんてッ!〜近くて遠いアイ・ラブ・ユー〜


携帯を切って、また走り出した



会いたい……



会いたい…………




会って…抱きしめたい……



すると、目の前に見えた小さな女の子



あれって………




「花音っ!!」



「棗……」




会いたかった……



本当は会ってくれないんじゃないかって、不安で仕方なかった……



そんな不安をかき消すように、無理やり花音を引き寄せ、抱きしめた



なぁ―…花音……



言っていいか?俺の気持ち……


伝えたいんだ…花音だけに……










『好きだ……』







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