一通のメールから始まる恋
〜真実〜
最悪の月曜日だ。

先週の月曜とは違い、とても大学へ行く気もでない。
そうは言っても行かなければならない。

ボクは講義が始まるギリギリに間に合うように家を出た。

しかし、やっぱり友人たちはニヤニヤして待っていた。

ボクは渋々フラれた事を話出した。

『泣かせたらマズイでしょ?』

『まぁ、落ち込むな。この後、カラオケでも行こうぜ!』

顔はニヤけたままだったが、慰めようとしてくれている気持ちが分かり、ボクはみんなでカラオケへと向かった。

狂いそうなくらい、そして声が枯れるまでラブソングを歌いまくった。
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