アクアマリンの秘密
「あぁごめん…
今の話もまだ分からないよね?
まずは自己紹介といこうか。
オレは泉臣白斗(センシンハクト)。
持ってる能力は『ヒール』つまり…癒しの力だよ。」

「あ、じゃあさっきのが…。」

「そう。
ああやって手をかざせば大抵の怪我や病気は治せるんだ。
大きな怪我や命にかかわる病気なんかを治すと魔力の消費も大きい、って感じかな。
じゃあ次。」

「はいはいはーい!!
ボクはねー澄瀬桃依(スミセトウイ)。
持ってる能力はねー『フライ』だよ!!
自分で自由に飛べるし、他の人も飛ばせることができるんだぁ~
あとはねぇ…
もうちょっとちゃんと修業したり勉強したりすれば、瞬間移動とかそういうのも出来るようになるんだって!!」

「瞬間移動…。」


話が突飛過ぎて、あたしは全くと言っていいほどついていけなかった。
この目でその能力というものをしっかり見てはいるのだけど…


「さ、紫紀。
自己紹介自己紹介。」

「朝霧紫紀(アサギリシキ)。
能力は『タイム』だ。」


そう言うや否やすぐさま自分の部屋?みたいなところに戻ってしまった。
な…んて無愛想なの…?
って思わず言っちゃいそうになって口を押さえた。
そんなあたしを見て、白斗さんは笑いながら言う。


「ごめんね…
紫紀はすごく…まぁ無愛想っていうか…
でも冷たいわけじゃないから。」

「は…はぁ…。」


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