アクアマリンの秘密
* * * 



激しい震動が、アクアマリンの地を襲う。

おじい様が言っていたことは…これだったんだ。
俺もこの前…夢に見た…。




俺はおじい様が言ったことを実行しなくてはならない。
なんとしても…星来だけは守らなくては。



「お…お兄様…?」



この衝撃に怖がって俺を探しに来た星来。



「こっちにおいで、星来。」

「お兄様…。」



もうすでに、その目には涙が滲んでいる。
しかも、頬には切り傷があって、うっすらと血も滲んでいた。

俺はその傷に手をかざす。



「ヒール。」



ぱあっと星来の頬の周りに光が集まる。
光が収まると、星来はにっこりと微笑んだ。



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