アクアマリンの秘密
それしか…今のボクには言えない。
生き残った理由を聞かれたって、ボクには答えられるはずもないんだ。
どうして生き残ったかなんてボクが一番分からない。
出来ることならボクだって…
「ボクだって…死ねばよかったと思ってたよ。
どうして家族と一緒にボクを死なせてくれなかったんだって…神様を呪いたくなったことだってあった。」
「じゃあ…。」
「でもね…今はそう思わないんだよ。
今のボクは…前のボクとは少し違う。
家族を失ってから…大切なものは自分だけだったボクがね…。
…今は違うんだ。
大切なものはボクだけじゃない。
ボクよりも大切なものが出来たんだ。
ボクの命を捨ててでも守りたいものが…あるんだ。
命を捨てるなんて言ったら、君にも母さんにも、父さんにも怒られちゃうけど。
でも…本当にそれくらい…大切な人たちが今、ボクのそばにはいてくれるんだ。
だから…ごめんね。
君と一緒に死んで、向こうの世界に行くなんてこと、ボクには出来ない。」
男の子は何も言わない。
ただ黙ってボクの言葉に耳を傾けている。
生き残った理由を聞かれたって、ボクには答えられるはずもないんだ。
どうして生き残ったかなんてボクが一番分からない。
出来ることならボクだって…
「ボクだって…死ねばよかったと思ってたよ。
どうして家族と一緒にボクを死なせてくれなかったんだって…神様を呪いたくなったことだってあった。」
「じゃあ…。」
「でもね…今はそう思わないんだよ。
今のボクは…前のボクとは少し違う。
家族を失ってから…大切なものは自分だけだったボクがね…。
…今は違うんだ。
大切なものはボクだけじゃない。
ボクよりも大切なものが出来たんだ。
ボクの命を捨ててでも守りたいものが…あるんだ。
命を捨てるなんて言ったら、君にも母さんにも、父さんにも怒られちゃうけど。
でも…本当にそれくらい…大切な人たちが今、ボクのそばにはいてくれるんだ。
だから…ごめんね。
君と一緒に死んで、向こうの世界に行くなんてこと、ボクには出来ない。」
男の子は何も言わない。
ただ黙ってボクの言葉に耳を傾けている。