恋色の紙ヒコーキ
「お帰りなさいませ、ジョシュア様。」

「ああ、ただいま。
もうこんな時間だ…。
起きていなくても良かったのに。」

「いえ…ジョシュア様がお休みになられるまでが私の仕事ですので。」

「ありがとう、シェイル。
それならば早く寝ることにするよ。
君も早く休んでくれ。」

「ありがとうございます。
ですがまだ仕事が…。」

「僕が今日はもういいと言ったんだ。
君は気にせず休んでくれ。
そしてまた…明日、元気な顔を見せてくれ。」

「…私には勿体のないお言葉です…。」

「さぁ、僕のことはもういいから…。」



半ば強引に部屋から押し出される。

ってあたし一人のシーンだ…。

スポットライトがあたしだけに当たってそれが妙に緊張する…

噛むなあたし。噛むなー…。




「ジョシュア様…
そんなことを言われては困ります…
私…気持ちを抑えられなくなってしまいます。」


よしっ…言い切った…!!



「君の気持ちを聞かせてくれないか?」

「え?」

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