恋色の紙ヒコーキ
「はる、配置について!!」

「え…っと…はっ…はいっ!!」



* * *

なんとか前半の部(ジョシュアとリリアの出会いまで)を終えて、とりあえず休憩に入った。


「よーうー!!あたしに隠し事するってどういうこと~?」

「え?」

「『え?』じゃないよっ!!
っていうか新しい結末教えてよ!!」

「え…知らない方が楽しいよ?」

「楽しくないっ!!
梨絵も知ってるんでしょ!?あたし台詞分かんないし!!」

「大丈夫。台詞なんか知らなくても、はるがさっき言ってた台詞、大体合ってたよ。」

「そーいう問題じゃないっ!!」

「陽くんに任せておけば大丈夫。
あと5分で始まるし、あたし後半出番多いから確認しなきゃ!!
後半も頑張ろうね!!」

「って梨絵っ…!!
よーうー…陽だけは逃がさないわよーっ!!」

「逃がさないって…。
まぁ…少しだけだよ。結末変わったのだって。
というかもう時間ないし…
水分補給だけして後半頑張ろうね。」

「って陽は逃がさないって言ったでしょー!!」


あたしは陽の腕を掴む。



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