恋色の紙ヒコーキ
* * *
「はーるっ!!出番!!」
「はいはいっ!!今行くっ!!」
メイクがギリギリまでかかっちゃって、物語の経緯が分かんない…。
「はい、はる。
ジョシュアを迎えに行ったシェイルのシーンだから。」
「分かってるよぅ…。」
ふーっと長く息を吐く。
この緊張、やっぱりなんか慣れないよー…。
「頑張ってね。」
「うんっ!!」
舞台には梨絵、そして陽。
そこにあたしが入っていく。
「ジョ…ジョシュア様…っ…」
「シェイル!!
君…どうしてここに…?」
「帰りましょう…
国王陛下が…国民が待っております…。」
「君は…どうしてそこまで…。」
「それは…。」
「その続きは帰りに聞こう。
リリア、短い間だったがありがとう。君のおかげで助かった。
僕が敵国の皇子であることを知っていて、それでも助けてくれた君には感謝しても感謝しきれないよ。
本当にありがとう。」
「いえ。人として当然のことをしたまでです。
私は…この国とアルビスク…双方の繁栄を願っておりますわ。
そして…皇子様が本当に愛した方と幸せになれることを心から祈っています。」
「ありがとう、リリア。
さぁシェイル、国に帰ろう。」
え…ちょ…ここ、展開が違うんですけど…
っていうかリリアとジョシュアって一緒に過ごすうちに惹かれあうんじゃないの?
あたしがメイクされている間に何があったのさ…?
「はーるっ!!出番!!」
「はいはいっ!!今行くっ!!」
メイクがギリギリまでかかっちゃって、物語の経緯が分かんない…。
「はい、はる。
ジョシュアを迎えに行ったシェイルのシーンだから。」
「分かってるよぅ…。」
ふーっと長く息を吐く。
この緊張、やっぱりなんか慣れないよー…。
「頑張ってね。」
「うんっ!!」
舞台には梨絵、そして陽。
そこにあたしが入っていく。
「ジョ…ジョシュア様…っ…」
「シェイル!!
君…どうしてここに…?」
「帰りましょう…
国王陛下が…国民が待っております…。」
「君は…どうしてそこまで…。」
「それは…。」
「その続きは帰りに聞こう。
リリア、短い間だったがありがとう。君のおかげで助かった。
僕が敵国の皇子であることを知っていて、それでも助けてくれた君には感謝しても感謝しきれないよ。
本当にありがとう。」
「いえ。人として当然のことをしたまでです。
私は…この国とアルビスク…双方の繁栄を願っておりますわ。
そして…皇子様が本当に愛した方と幸せになれることを心から祈っています。」
「ありがとう、リリア。
さぁシェイル、国に帰ろう。」
え…ちょ…ここ、展開が違うんですけど…
っていうかリリアとジョシュアって一緒に過ごすうちに惹かれあうんじゃないの?
あたしがメイクされている間に何があったのさ…?