Protect~守る~
あたしの周りの全員、いや。
そんな事言ってくる無能が目障りだった。
どうせグループなんか作っても、すぐに分かれて愚痴ばっかじゃん。
例えグループにいたって、その人が居ない所だったら愚痴言ってんでしょ?
偽善者じゃない人間なんているのだろうか―?
確かにあたしは、何度も何度も偽善者と関わった経歴がある。
けど、けど…あたしはそんな人達の愚痴も言わなかった。
それに、ただただ友人だって…信じていた。
信じていたかった。
心が壊れても、修復しても…やっぱり傷というのは、
一生消えないものだ。
体に刻み込まれてる。
あたしは…あんな思いをするのなら…
辛く苦しいから…もう偽善者とは関わらない。
―ねぇ、日向(ひなた)。
