今夜,君と…。
最近,仕事がうまくいってないらしい亮平はスロットにハマッてしまった。


仕事のストレス。

スロットで負けたストレス。




すべてあたしに来るんだ。


存在がうっとうしいと殴られた。


態度がイラつくと蹴られた。


「お前は俺に何が出来るんだ?」
となじられた。




だけど正気に戻った彼は泣きそうな顔で言うねんで…。

「大丈夫?痛い?ごめん…お前にしか当たられへんねん。愛してる…愛してるからな…。」

そういって抱き締めてくれる。

優しく抱いてくれる。



だから愛されてるって思う。


抱かれてるときだけ愛されてるって思える。




体がひとつになれば,心も繋がってるって信じた。



信じな壊れそうやった。
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