『その声でささやいて』キケンな教師と危ないカンケイ
亜耶は急に私の顔をまじまじと見つめる。
非常にやめて貰いたい。
「理恵?」
眉間に縦皺を寄せ、困惑している様な顔つきの亜耶。
「何?何か付いてる?」
ふざけて返しても、亜耶はその顔を崩さない。
「目の…痣…どうしたの?誰が…」
言いかけた亜耶の腕を取り、誰もいない屋上へと急いだ。
急いでいる割に遅いのは、まだ少し残る全身の痛みの所為。
それでも亜耶は無言で付いて来た。