『その声でささやいて』キケンな教師と危ないカンケイ
お腹いっぱいになった私達を乗せた車は、来た道を戻って行く。
私はその車内で、この数日を振り返っていた。
そして、今日―――
先生の…あの言葉…
明日でテストも最終日。
テストが終われば、もうこんなに先生と過ごす事もなくってしまうんではないだろうか?
そう思うと、言い知れぬ不安感に襲われた。
流れ行く景色を見つめる私は、ある決心を固めていた。
どうなるかなんて、分からない。
自信もない。
何もない。
だけどこの時は、そうするしかないと思ってしまっていた。