君しかいらない

翌朝、あの人はモヤが晴れたような笑顔だった。


不思議でたまらないあたしは

お父さんとあの人を目で追いかけていて、いつもと違う事に気付いた。



あの人のお父さんを見る目が

あまりにも優しくて

温かくて

今までとはまるで違う。



あたしが…


知也を見る時と同じような眼差し。



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