君しかいらない
「俺がこれから聞く事…よく考えて答えて」

耳元で

囁かれた言葉に戸惑いながらも頷いた。


「俺と一緒にこの罪を背負って生きてく覚悟はある?」



罪。

覚悟。


そんな重たい言葉に一瞬

背中に寒気が走った。


けど…

この気持ちに…

知也を好きになった気持ちに嘘はつけない…

嘘なんかつきたくないよ…

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