君しかいらない
「ああ…だけど娘二人を残して一晩、家を空けるのはちょっと…」

「心配しないで。」


すると、あたしとお父さんの会話にあの女が突然、入りこんできた。


「大丈夫、心配ないわ。

そう思って、私の弟に明日子供達の面倒を見てもらえるように頼んでおいたから」


はっ?

弟?

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