君しかいらない
「いやぁ…すまないね。

気を利かせてくれてありがとう。」

なんてお父さんは安心したように言ったけど

有り得ないよ。


まっかな他人が一日この家にいるわけ?

「迷惑よっ!あたしと真琴の二人で留守番できるから」

慌てて二人を睨みつけると

今度はお父さんの方がため息をかえした。

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