君しかいらない


「…大丈夫?」

「えっ?」

心配そうにあたしの顔を覗きこんだ知也に、考えていた事がバレたのかと思い、一瞬うろたえてしまった。


「やっぱり久しぶりにお父さんに会うのは…怖い?」

「あっ…う、うん。」


そう、知也との約束を守るために今日は何ヶ月ぶりだろう…家に帰る。


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