君しかいらない

ここからは

何も考えなくても身体が勝手に動いていた。


それは幼い頃から

悪い事をした時にどうすればいいのか身体で覚えたとでもいうように。



さっきまで棒のように動かなかった足が、今度は羽でも生えたかのように軽くなり


あたしは自然とお父さんの正面に正座した。



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