君しかいらない



真夏日よりのせいで大勢の人で賑わう海。


本当は一人になりたかった。

あの時のように静かな海で一人で思い出に浸りたかったのに…

ガックリと首を落とし
しばらくの間、その場所で立ち尽くしていた。



時期がまずかった。



こんなにたくさん海を楽しんでいる大勢の中で干渉に浸る事なんてできずに

砂浜を人を避けながら歩いた。



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