君しかいらない


熱い砂の上に腰を下ろした頃には

感傷的な気持ちも消えうせて

ただ、無情に照り付ける太陽の暑さに露出された腕が痛む。



「来た意味あったかな…」

苦笑い噛み殺しながら

指に光る指輪を撫でた。




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