君しかいらない

「待って。海で…

海で会いたいの…」

驚いたような知也の声

『海?』


「…うん。」

『今から?』


「どうしてもあの海がいいの…」



そう言って電話を切るとすぐに汽車に乗った。



どうしても

海が良かった。



知也との思い出の海が…




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