キミ専用テレパシー



「色々ありますね〜。あ、神田くん!クラゲですよ、クラゲ。」


「あ、本当だ。」



お店の隅っこに何故か、クラゲのペアストラップが1つだけ置いてあった。


「僕、これ買おうかな。」


「いいと思いますよ〜。」


「じゃあ、買ってきますね。」



スタスタとレジに向かう神田くんを見送って、私もお土産のチョコレートを手にとった。



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