地味子の秘密 其の四 VSかごめかごめ
ぼーっと床を見ていた会長の視線が、ゆっくりとあたしに向けられた。


「え………」

「蓮どう?未子キレイでしょ?」


零ちゃんがニヤッと笑った瞬間、会長がパッとあたしから顔を反らす。


何故か楽しげな零ちゃんは、あたしの背中を押して……会長の目の前へ出した。


「キャッ!?」

「………//////!」


だが慣れないドレスを着たため、バランスを崩し……目の前にいた会長へ抱き着く。

至近距離で、会長と目が合った。

あたしが抱き着いてしまったのに…何故か、会長の手が背中にまわる。


「か…い…ちょ……?」

「…チッ……来い」

「へっ?」


不思議になり、会長の顔を見るが

いきなり手首を掴まれ、会場とは真逆の方へ連れて行かれる。


「蓮〜〜ほどほどにね〜〜?」


遠くで、楽しげな3人の声が聞こえた。
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