地味子の秘密 其の四 VSかごめかごめ
あの夏休み。
陸のことを疑ったまま、家に行った日。
触れられることが、イヤで……陸の腕さえ、まともに見れなかった。
気持ちが、この場にないのと、あるのとでは……全然違うんだ。
「……あのね?」
「ん」
「りーとエッチするの……気持ち良いんだよ」
「……」
言った瞬間。
ビキッ……!
陸の体が固まったような気がした。
あれ?
何か……あたし、変なこと言った?
体だけ繋がっても……むなしい。
ちゃんと、心がないと……最低な行為になる。
愛されてるってわからないと、こっちも愛してあげらるないよね。
そういう意味で、今は“愛されてる”って感じるから“気持ち良い”って思えるんだ。
それを伝えたかったのに……。
なんだか……陸さん……固まったまま動かない。
陸のことを疑ったまま、家に行った日。
触れられることが、イヤで……陸の腕さえ、まともに見れなかった。
気持ちが、この場にないのと、あるのとでは……全然違うんだ。
「……あのね?」
「ん」
「りーとエッチするの……気持ち良いんだよ」
「……」
言った瞬間。
ビキッ……!
陸の体が固まったような気がした。
あれ?
何か……あたし、変なこと言った?
体だけ繋がっても……むなしい。
ちゃんと、心がないと……最低な行為になる。
愛されてるってわからないと、こっちも愛してあげらるないよね。
そういう意味で、今は“愛されてる”って感じるから“気持ち良い”って思えるんだ。
それを伝えたかったのに……。
なんだか……陸さん……固まったまま動かない。