うさぎと彼 [完]



「……みやっちゃん?」



神様はきっと私が嫌いなのだろう。


「ななななななっ何よっ!」


「んー?帰るからばいばいしようと思って。。」


「……そ」

私は本当に女の子なのだろうか



「んーじゃあ……」


友悟くんはカバンをごそごそすると


箱を取り出した。


「はい、逆チョコってやつ?」

「……へ?」


「じゃ、ばーいばーい」

無理矢理箱を手に持たせると

友悟くんは教室を出て行った。




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