君が好き




その日の放課後。私は先生に呼ばれて、資料の片付けをしていた。


「りーこーちゃん!!だよね??」


声をかけてきたのは夕樹先輩といつも一緒にいる、三上彼方先輩だった。


「彼方先輩!!どーしたんですか?」


「んー?居残り勉強!!サボってきた!!」


彼方先輩はそう言って笑った。




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