君が好き




「ねぇ、璃子ちゃん。俺さ、璃子ちゃんの事好きなんだよね…。」


「えっ…?」


いきなりすぎて固まってしまった。彼方先輩は私に近づいてきた。思わず後ずさる。すると、壁にぶつかった。


「夕樹さ、付き合って1ヶ月も立つのに、璃子ちゃんの事ほったらかしで部活ばっかりじゃん?俺、許せないよ!!」


彼方先輩はそう言ってまた一歩近づいた。


「俺だったらそんな事しないのに。」


彼方先輩の顔が近づいてくる。


「ちょっ…、イヤっ!!」




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