恋愛一色
千尋とのゲームが終わって、次の日の学校が大変だった。


千尋がバラしたのかは知らないが、俺がうそつきという噂が一気に広まっていた。



世間の目が痛くて、俺は辛かった。


だが。遥斗や、和馬や淳がずっと俺の傍にいてくれたおかげで少しは楽になった。



千尋とはあれ以来喋っていない。
お互い話したくないだろうから。



俺は恋愛する代わりに、勉強をすることにした。


受験生という文字を背負い、ひたすら勉強をした。



遥斗と同じ高校に受かりますように──…




──…時は過ぎていく。
1日がとても短く感じる。


毎日が勉強で始まり、勉強で終わるからかな?



気がつけば、もう桜が咲く時期。



俺の成績はうなぎ上りだった。


無事卒業式も終わり、俺は中学を卒業した。


そして光明高校に願書を出し、俺は受験をした。



『遥斗、あったか?』
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