恋愛一色
俺は千尋を抱きしめて、千尋に告白をした。


偽りで固めた自分を千尋は好きと言った。



俺の勝ちだ。

俺は千尋を抱きしめながら優越感に浸っていた。


でも好きだと言ってゲームは全て終わっていない。


これからが大事なのだ。



俺はゆっくりと千尋を離し、千尋を見た。



街灯で照らされた千尋の顔。


赤く染まっているということが周りが暗くてもすぐに分かる。




『千尋顔真っ赤だよ?』



俺は千尋の頭を撫でて優しく笑った。



千尋は愛しそうな瞳を見せた。


千尋の瞳には俺と、俺の後ろに浮かぶ月が写っていた。



月が…笑っている。


俺に祝福してくれてんの?


それとも…負けたと思ってるのか?

俺をなめんなよ?



『嬉しいよ…響と両思い…』



千尋はまた俺の胸の中に顔を埋めた。
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