1ページの恋物語
友恋 〜2010.5.2〜
ねぇ??
キミは気づいているかな。
わたしの中に眠るこの想いを。


いつの頃からか
ただの”友達”だったキミが
わたしの中で大きく…とても大きくなっていったの。


キミを見かけるたび


キミの声を聞くたび


キミと瞳が合うたび…


わたしのココロは高鳴りを増していく。


みんなといても


ふたりでいても


眩しい笑顔であたしを見つめるキミ。


そんな笑顔にあたしが捕われないはずはなかった。


ただじゃれ合って肩を組んだり


ただノリで手をつないだり


時にはハグしたり…。


キミからは、そんなそぶり一切見えない
ただのスキンシップ。


だけど…
わたしのココロは激しく揺さぶられる。


ねえ??
あたし…キミの特別になりたい…。


肩を組むのも…


手をつなぐのも…


ハグするのも…


わたしだけの”特権”がいいの。


キミに伝えたい…この想い。
でも…。怖いの…。


今のこの関係が…壊れてしまうんじゃないか…って。


キミの特別になりたい…。


だけど…
友達としてでも…キミの隣にいられる今を…手放したくない。


ねえ??どうすればいい??


あたしは…どうしたらいいの…??


キミはきっとこの想いには気づかない。


キミにとってあたしは…仲のいい女友達…だから…。


だけど…
いつも変わらないと思ってたキミの変化に…気付いたの。


あたしとふたりの時…
いつも耳たぶ触ってる…。


ねぇ??その仕草は…照れてる時の仕草だよね…??


期待…してもいいの…??


あたし…
キミに…想いを伝えてもいい…??


”勝てる勝負しかしない”
そう思われてもいい…。


だってあたしは…キミを失いたくない…。


だけど…キミのその仕草に…
賭けてみたいあたしがいる…。


もう抑えきれないこの想いを…
キミに伝えてもいいですか…??


どうかお願い…。
その問いの答えは…
”YES”だと言ってね…??



2010.5.2 更新
(友達への恋心)
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