1ページの恋物語
背徳 〜2010.5.2〜
”惹かれてはいけない”


”好きになってはいけない”


わかってる…。
わかってるから…あたしはココロの中にある
小さな蕾に気付かないフリをする…。


キミは…
あたしがツライ時…
気がつくとさりげなく傍にいてくれた…。


何も言わず…ただ隣にいて
あたしが落ち着くまでただひたすら待ち続けた。


あたしが苦しんでる時…
優しい声でささやきながら
あたしの背中を撫でてくれる…。


だけど…
あたしが泣きたい時だけは…傍にいてくれなかった。


一人で泣きたい時もある。
だけど…慰めて欲しい時もある…。


多分年下のキミは…
どうしたらいいのかわからないんだよね??
きっとキミは、涙に弱いから…。


だから泣きたい時は…あたしをそっとしておく。


ねぇ??あたしは…キミに…惹かれてしまう…。


あたしは…弱いから…。
痛んだココロに優しさを注がれたら…キミに惹かれてしまうの…。
< 2 / 5 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop