君の瞳が愛をささやく
留学…


何も聞いてなかったし、何も気づかなかった。


莉緒がそんな気持ちを抱えていたなんて…


俺は急いで二枚目を読んだ。


『でも…


そんなこと黙って姿を消す理由にはならないよね…


ごめんなさい。


留学先で医学の勉強をして、それから医者になれたらって思います。


ただ…


日本にはいつ帰れるか解らないの。


だから、私の事は忘れて下さい。


もしかしたら二度と日本には帰って来ないかもしれない…


でも私は陸がRICでいてくれる限り、どこにいたって応援してる。


どこにいたって…陸を想ってるよ…


それが恋人って形じゃなくなるだけだから。


だから陸は素敵な人を見つけて、幸せになって下さい。


それが私の最後のわがままです。


今までありがとう。


さようなら…』
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