君の瞳が愛をささやく
そんな俺が唯一持っているものは…


幼なじみの存在。


普段は女王様で、俺を振り回してばかりなのに、実は一番俺の事を心配してくれてる。


あいつは多分、名門大学に進学するだろう。


このあいだも、高校模試で一位を取ったって言ってたし。


あいつに勉強見てもらうようになってから、テストでまともな点数を取れるようになったし。


あいつだけは変わらないでいてくれる。


今だって芸能人の俺に変わらない態度で接してくれる…


というかあいつといると、あいつのオーラに俺が消される。


それくらいあいつは強い奴だから、だから俺も変わらずにいられるのかもしれない。


あいつはいつでも女王様だから。
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