バンビ
告白
エイジといつもの昼休み中、昨日のモモとのことを話した。

エイジは真面目にモモのことを心配してくれてる


それは解るけど、きっと友達の妹としてだろ?


モモの気持ちを僕から言うわけにはいかなくて、なんとなく言葉を濁していた。



エイジは、今日もあいつと会う約束をしてたみたいで、どちらが誘ったのかわからないけど、それが少し嬉しかった。





モモ…

そんなに絶望的な恋でもないかもよ?



エイジの気持ちも、きっと変わり始めてる気がする。





弁当を食べ終わり、まだ少し時間があるなぁなんて思いながら牛乳を飲んでいると、クラスの女子からいきなり呼び出された。



「レーン、ちょっときて~」


なんだよ?ってぼやきながら廊下に出てみると、隣のクラスの女の子が三人僕を待っていた。



あぁ、なんかまためんどくさそう…



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