上司なダーリン②
旅館にて…
「よし、ケーキも買った事だし旅館へ直行するか」
「うん、そうだね。あ〜何だかワクワクしてきた。後、どれ位で着くの?」
「もう、目と鼻の先。5分位かな」
話しているうちに旅館の看板が見えてきた。山あいに流れる川のそばだった。
「はい、到着!お疲れ様でした」
「わ〜い。着いた、着いたぁ。たくちんお疲れ様でした」
たくちんは後部座席から自分の分と私の分の荷物を抱え車をロックした。私は飛び石をぴょんぴょん飛び跳ねながら進んで行くと入り口で男の人が立っていた。
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