奇跡を信じて・・☆
ん?何のこと?
「俺と一緒に来て欲しい所あるんだけど・・」
アナタがしたく無いことでもするんだ・・・
上からの命令かな?
だったら尚更嫌だよ
「友達と約束があるから・・ごめんなさい」
「アンタずっと待ってるんだろ?その・・直也って奴」
っドキ!!
何でずっと待ってること知ってんの?
名前は、私がさっき呼んじゃったからだろうけど
「何で待ってること・・・」
自然と声が小さくなる
「見てたからかな♪」
いつから見てた?
今考えてみたら4時間も直也のこと待ってる・・
「クリスマスに彼氏に約束破られるとは・・」
なにコイツ・・
私の気持ちも知らない癖にケラケラ笑っちゃって・・・
「っほといてよ!」
私は怒鳴る様に呟いた
その瞬間、後ろから何かを吸わされ一気に眠気が襲ってきた
その中でも微かに男達の会話が聞こえた
「おいっ!やっぱ、こいつはダメだから」
「お前が連絡くれたんだろ?」
「事情が変わったんだって!」
「んな事、知るかよ」