真面目な不良くん!?





それから教室に戻ると
碧唯はアタシを見ていたけど
アタシは目すら合わせらんなくて…






きっと碧唯を不快にしてるって
分かってるけど気持ちを伝えるって
決めたら尚更顔が見られなかった。










けど、決めたんだ。

こんなウジウジ考えてるよりも
思い切って気持ち伝えてフラれようって。






フラれる覚悟でする
告白ほど悲しいものはないな…







きっと、もうあの不良の家にも行けなくなるだろうしせっかく距離が縮まってきた幹部のみんなともあんな風に騒げなくなっちゃうんだ…








それでも構わない。



アタシを取り巻く環境を
リセット出来るチャンスだ…







そもそもアタシが
あんな不良たちと関わる事に
なったのからおかしかったんだよ…





< 234 / 368 >

この作品をシェア

pagetop