真面目な不良くん!?



この前、碧唯の誕生日に
交換条件として出した
勉強を教えて貰うってのも
やった上で碧唯が上手。




「じゃあ、いなくなって欲しい?」


耳元で囁かれる声。




「…はぁ~、きっと君が
いなくなったらアタシは
勉強どころじゃなくなるよ」




碧唯がいなくなったら
アタシが勉強をするなんて
力はなくなってしまう。


一位がいいって
思わなくなってしまう。






「真面目な不良でゴメンね」



思ってもないくせに。




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