冷たい月
マックと母の2人で過ごす時間を
出来るだけ長くしてあげたくて
練習が終わってから
シューティングをするようになった
やっと掴んだ母の幸せを
大切にしたかった
マックと私の関係も
お互い親友で
よき理解者という感じになっていた
家に帰れば
母とマックが
温かく迎えてくれる日が多く
玄関のドアを開けて
真っ暗という日が少なくなった
母とマックは
いつも寄り添い
手を握りあい
まるで海外ドラマのカップル
ここは日本ではないんじゃないか
と錯覚してしまうくらい
こっちが恥ずかしくなる
でも
こんな幸せそうな2人を
何より母を見るのが
嬉しかった
私が
母の幸せのチャンスを
壊してしまった…
ずっと
そう思って
生きて来たから……