えがお
始まり

from 夕夏

私の名前は山上夕夏(やまがみゆうか)

今年の春に晴れて中学1年生になりました。

『あり得ない…かっこよすぎだょ…』

私は親友の祐夷(ゆうい)に大好きな雅(みやび)くんの話をする

『またまたあっ…でも絶対告白すれば付き合えると思うんだけどなあ…』



『誰と夕夏が付き合えるって!?もしかして…雅か?』

幼馴染みの優斗(ゆうと)がからんでくる

『本当に優斗はうるさいんだからっ!!付き合えないことくらい分かってますよ-だ!』

私はふくれながら優斗を見る

『まあ、結構いけるんじゃない?夕夏けっこう可愛いし…??』

『ありがと-!ってかなんで最後らへんが疑問系なの!?』

『俺はそうは思わないから…あっ!来たぞ!!雅!』


私の好きな雅くんは見た目は大人しそうで真面目っ子だけど、本当は頭良しで運動バリバリのとっても優しい人…


『やっぱりイイね〜*かっこいい!優斗とは大違い!』
雅くんが通り過ぎた後で小声で呟く

『俺のどこがいけないわけ!?』

『まあ…かっこいいんじゃない?』



私のこの一言で運命が大きく変わるなんて
このころはこれっぽっちも思っていなかった
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