バトルロワイヤル

続・児玉の過去

あれは転入して来た時だ…。
「きゃー!!」
「かっこいい!!」
転校してきたオレは先生と一緒に教室に入った。
「静かにしろぉ!!」先生は教卓を叩いた。
「はい、君、自己紹介をして。」教室が静かになると先生はオレにふってきた。
「…オレは児玉樹だ…。別にお前らと仲良くする気はない…」当時のオレは何もかもを失ったただの人形だった。
『…………』
クラスはさらに静かになった。
「…ま、まぁ児玉あそこに座れ…。」先生は空いてる席に誘導した。
「みんなよろしくしてやってくれよ!!」
『…………』
(ガタッ…)
オレは席についた。
「よぉ!なかなかクールやな!オレは山川亮佑って言うんだ!よろしく!」
「オレは中川健太だ!よろしく!」
前に座っていた亮佑と隣にいた中川に話し掛けられた。
これが亮佑達との出会いだ。
「…あぁ。よろしく…。」
「もっと楽しくいこうぜ!!」亮佑はこのクラスをまとめる人気者だ。
「…あぁ。」
オレには今そんな楽しく生きることはできない。
オレは日本の学校で楽しく浮かれて過ごすために来たんじゃない。
あいつを…リンドー・レンを殺すために来ただけなのだ。
< 197 / 358 >

この作品をシェア

pagetop