バトルロワイヤル
―6日目―
…8:00
《ピンポンパンポーン…》
(ガバッ)
校内アナウンスの音でみんなは起きた。
「ふぅわぁあぁ…、よく寝たぁあ。」オレは伸びをして体を起こした。
《…今日は6日目現在の生存者は8/720人です…》
「8人!?20人じゃないんかよ!?」オレは叫んだ。
「…12人がもう殺されたってことか…。だって残り2日しかないんだ。首輪のことを知らんかったら会ったやつを殺していくしかないやろ…」徳光は言った。
《…なおこの2時間後には2台のトラックが突入します。残り2日間8人の皆様、がんばって殺し合いましょう!!ピンポンパンポーン…》これで今日の校内アナウンスは終わった。
「あと8人…、白城と河村の男女2人を抜いてあと6人…。とりあえず首輪がついた人を6人RANルーム(ここ)に連れてこればいいんだ!」梶原は徳光がみんなに言うようにオレ達に向かって言った。
「お前ら油断すんなよ、相手はすぐ殺しにくる。ヤバくなったら殺っちまってもいいんだぞ!!」徳光は声を張った。
今徳光が言ったことは真弓がこの場にいたら絶対反発しているだろう。
「じゃあオレ児玉とか桜井の様子見てくるわ!!」オレはトランシーバーを持ってRANルームを出た。
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