バトルロワイヤル
「…ぐっ…、おまえ…ら…」
(ドサッ…)
軍人は倒れた。桜井はポケットに入れていた銃を軍人に向けて放ったのだ。
「おい、あそこで銃声が聞こえたぞ!!」あちこちで銃声を聞き付けた軍人が反応した。
「横須賀、逃げるぞ!!」桜井は横須賀の手を引いて走りだした。
(ダダダダダ…)
「おい、あそこだ!!」桜井と横須賀は軍人に見つかった。
「くそっ!」
(パァンパァン…)
桜井は軍人向けて銃を放つ。
「…あいつらなんで銃を持ってるんだ!?中佐に報告だ!…ザー…こちら岩崎班中崎、ただ今学生が銃を持って逃走中です!」軍人はトランシーバーをつなげた。
(…ザー…、それは本当か?少し怪しいことがあるんだ。すぐに捕獲しろ!)中から中佐が命令した。
(ダダダダダッ…)
「…ハァ…ハァ…、桜井、オレら殺されちゃうよ…」走りながら横須賀は言った。
「…大丈夫だ!…あそこに逃げ込むぞ!」桜井は横須賀の手を引いてコンビニに逃げ込んだ。
(…なんやここ…、誰もおらん…?)
「横須賀、とりあえずオレ達はここに隠れるぞ!!」桜井は横にあったパン等を適当に取って横須賀とレジに身をひそめた。
< 254 / 358 >

この作品をシェア

pagetop