バトルロワイヤル
「……オレも結婚や。」思ってもみないことが口からでた。
「亮ちゃんのマネしやぁ!」真弓は笑いなが言った。
「本間やな………」オレは自分が何を言って何を考えてるかわからなくなった。
「じゃあ……ウチと結婚しなアカンな……」
(………え!?)
今まで近くにいすぎて気付いてなかったけどオレは真弓のことが好きなのかもしれない。
「生き残ったらな!その前に死ぬなよ!」オレは笑いながら言った。
「じゃあそろそろ寝るか!!」
「…………ぅん。」少し照れながら真弓は答えた。
そしてオレ達は深い眠りについた……。


「……ん…ちゃん…亮ちゃん…亮ちゃん!!」オレは目がさめた。おそらく1、2時間寝てただろう。
「どうした?まゆみぃ。」
「健ちゃんとこじゃまがいないの!」
(バッ)見るとさっきまで隣で寝ていた児玉と健太の姿がなかった。
(まさか………)
(ガチャ)準備室から音楽室への扉をあけた。
「やっとお目覚めか……?」そこには健太と児玉と御堂の姿があった。
「健ちゃん!!」真弓は健太の元に走った。
「チッまだいたか……」聞き覚えのない声が聞こえた。
「誰や!」
(ガチャン)そいつは音楽室から出ていった。
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