バトルロワイヤル
(…ザー…ザー…)
「了解、使い方はわかった。」真鍋はトランシーバーのボタンをカチカチ押して言った。
「じゃあ頼むわね…」
「…紙本さん!もう2人が2のBからやってきます!」大野はさっきまで見てた画面を見て叫んだ。
「じゃあわたしたちが新しく…」
「いや、オレ達には前作ったチームがある。」紙本が何か言おうとしたとき、児玉が口をはさんだ。
「オレと中川、真弓と山川。山川の方に真鍋が入ってくれれば問題ないだろ?」
「で、でも…」
「あぁ、ここで生き残らないとどの道死ぬかもしれん……」健太は言った。
「オレは御堂に命を助けられた。…ただおびえてただけ…。…本当はこの戦いが恐くて仕方がねぇ……。」健太の体は震えている。
「……健ちゃん…」
「…オレは1度死んでる男だ。だから御堂のためにも…戦い、生き残る!!」健太は少しでた涙をぬぐって言った。
「…決定だな。」児玉はつぶやいた。
「これで3対3、2対2の一騎打ちだ。」
「…児玉くん、これを…」紙本はもう1つトランシーバーを児玉に渡した。
「ヤバくなったらいつでも呼んでね。すぐに駆け付けるから。」
「ありがとう…」

その時オレの脳裏に嫌な何かが通った。
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