年上王子のお嫁さん☆
しかし、俺の考えとは裏腹に
聞こえてきたのは、嬉しそうな声だった。
『もちろん!!いいよ!!!』
「え…」
『今まで、そんなこと言ってくれなかったから、みんなに言うのがイヤなのかと思ってたから……
嬉しい。』
……バカ…
今そんなこと言うなよ…
「あっ!!赤くなってる〜。」
「アハハハ、可愛い〜。」
またからかう…先輩。
「…ごめん、切るわ。
また今度な。おやすみ。」
『うん。……あ。
飲み過ぎはダメだよ?』
「…あぁ、わかってるよ。
じゃぁな。」
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