年上王子のお嫁さん☆


てゆうか、このままにはしておけないだろ……




「あの、中里さん…

華、連れて帰りますよ。」


「あぁ。そうだな。」




中里さんに言ってから、華を抱えようとすると…




「ん……啓くん…」


「!?」




ゆっくりと目を開けた華。


なんか、おかしい……



呼び方が“啓くん”になってる。




「ぅ……にょ〜…」




軽く伸びをして、またグラスを取る彼女。


ぁ、それは……!!!




ゴクッ



「……ぅ、ふ〜///」




華は、完全にイってしまってる。


…目がうつろだ。




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