年上王子のお嫁さん☆
1、お隣さん卒業


「おはよー、華。」


「おはよー絋花!!」




あれから1年。

あたしは今、受験生になった。



と言ってもあたしは推薦で決まってるから、そこまで慌ただしくはなかった。


学校の中は、相変わらず騒がしくて、あまり緊張感はない。



それはあたしも一緒。


就職が決まっている絋花と、のんびり過ごしていた。





「そうだ。明後日で1年なんでしょ?」


「……ぁ、うん。」



昼休み。


購買でおにぎりを買って、絋花と教室で食べていると

そんな話になった。




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