年上王子のお嫁さん☆


どのタイミングで顔を上げればいいか、分からないでいると……





「…ふぅん。」


「きゃぁっ!!///」




いきなり剥ぎ取られる布団。


その所為で、パジャマ姿をさらけ出してしまっている。




ぎゃぁああぁあ!!!!!///





「ち、ちょっと!!///

布団返してぇ!!」


「うるさい。

お前、ガキからサルに降格したか?」


「なっ…」




イヤそうに眉をひそめる啓飛に

自然と声を飲み込む。



静かになったあたしを見て、ニヤリと笑う。


…この顔、久し振りだぁ……





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