年上王子のお嫁さん☆


「じゃ…準備してくる。」


「とびきりカッコよくしてもらいなさいよ!?」




明るい家族を見てから、軽く会釈をして

部屋に入る。



「本日はおめでとうございます。

全力でメイクさせていただきます。きっと、新婦さまも惚れなおしますよ?」



その言葉に、顔がニヤケながらも

着替えやメイクをしてやってもらった。




……華は今、何を思ってる?


びっくりしてる?

やっぱり って感じ?


嬉しいか?

早すぎるって思った?




でも、俺は嬉しいし

幸せすぎる。



びっくりしててほしい。




鏡に映る俺はメイクの所為か、いつもと違う雰囲気だった。





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